ズバリ、AI時代に子どもたちに必要な力は何でしょうか?
AI時代に子どもたちに必要な力は何か、と聞かれると、「これさえ身につければ安心」という一つの答えがあるわけではありません。ただ、近年の学校教育や学習塾、予備校などの教育現場全体を見ても、「正解を早く出す力」よりも、「問いや課題と向き合い続ける力」に重きが置かれる流れが強まっています。
近年、文科省が進めている教育の方向性でも、知識を覚えることそのものより、「自分で考える力」「探究する力」「表現する力」を育てることが重視されるようになっています。
私たちが子どもたちと接していて強く感じるのも、まさにこの点で、答えが用意されていない問いに向き合う経験の重要性が年々高まっているということです。
AIやインターネットを使えば、情報や答えそのものはすぐに手に入ります。だからこそ、「何を知りたいのか」「なぜそれが気になるのか」「この情報をどう活かしたいのか」といった、問いを立てる力がより重要になります。これは特別な才能ではなく、日々の学びや経験の積み重ねの中で育っていくものです。
また、これからの学びでは、すべてを一人で完結させる力よりも、必要に応じてツールや他者の力を借りながら、自分なりの答えを形にしていく力が求められます。AIはそのための道具の一つであり、考えることを代わってくれる存在ではありません。
私たちが大切にしているのは、「失敗しないこと」よりも、「試して、考えて、修正すること」を繰り返せる姿勢です。
こうした経験の積み重ねが、変化の激しい時代の中でも、自分で問いを持ち続け、学び続ける力につながっていきます。
AI時代の学びは、将来の職業を一つ決めるための準備ではなく、社会の変化に合わせて自分の学び方を更新し続けるための土台づくりです。その土台として、「問いと向き合う力」を育てていくことが、これからの時代において何より大切だと私たちは考えています。
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